長期記憶には、記憶している内容を言葉で語ることができる宣言的記憶(declarative memory)と、言葉で語ることができない非宣言的記憶(non-declarative memory)があります。

非宣言的記憶には、手続き記憶(procedural memory)、古典的条件付け(classical conditioning)などがあります。


◎手続き記憶
手続き記憶は、同じ経験を反復することによって形成されるもので、おもに日常的な動作や運動において発揮されます。その内容を言葉で語ることは難しく、体で覚えていると感じるものです。

〈手続き記憶の例〉
・お箸の持ちかたを体得する
・自転車の乗りかたを体得する
・泳ぎかたを体得する

自転車












◎古典的条件付け(条件反射)
古典的条件付けに関する有名な例としては、パブロフの実験があります。犬にエサを与える際に、先にベルの音を鳴らすようにすると、そのうちにベルの音を聞いただけでエサを想起して唾液を分泌するようになるというものです。

ベルの音は本来、犬にとって無意味なものであり、取り立てて特別な反応はしませんが、ベルの音とエサの提供が連続して起こる状況が何度か続くうちに、ベルの音を聞けば無条件にエサが想起され、生理的な反応として唾液が分泌されるという流れができ上がるのです。このとき、唾液を分泌させる原因となるベルの音は条件刺激(Conditioned Stimulus: CS)、エサは無条件刺激(Unconditioned Stimulus: US)と呼ばれます。無条件刺激(US)とは、学習するしないにかかわらず、その刺激自体が、強制的に何らかの行動を引き起こしてしまう刺激のことです。そして、条件刺激(CS)に呼応して意識に関係なく反射的に起こる行動や現象を条件反射といいます。

この場合、エサという無条件刺激に対して、ベルの音という条件刺激と唾液の分泌の関連付けが新たに形成され、記憶の一種になります。これら以外にも記憶は存在しますが、代表的なものはこの例です。
パブロフの犬













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記事更新日:2022/11/26