New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士、ニューコードNLP共同開発者カルメン・ボスティック女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

感情

感情をつかさどる脳の部位

扁桃体(amygdala)は、側頭葉の内側部の前部にあり、アーモンドの形に似ている小さな部位です。特に不安や恐怖、攻撃性といった感情に深く関わっており、脳内で情動の中枢とも呼ばれています。

人の脳


例えば、子どもの頃、犬に噛みつかれて恐怖を感じた経験がある人は、大人になっても犬が近づいてくるだけで恐怖を感じるということがあります。このように、一度恐怖を体験すると、次に似たような状況に遭遇したときに恐怖反応が強く起こることがあり、これを恐怖条件付け(fear conditioning)といいます。偏桃体を破壊した動物実験では恐怖反応がなくなることが確認されていますが、適度な恐怖は生存上欠かせないものでもあります。

恐怖以外の感情に関しては、活動する脳の部位が分散しています。扁桃体、海馬、視床下部、帯状回(帯状皮質)などから構成される大脳辺縁系(limbic system)は喜怒哀楽といったさまざまな感情をつかさどる脳の部位であり、ここだけではなく大脳皮質も感情について広範囲に活動していることがわかります。


喜怒哀楽の女性



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記事更新日:2023/12/30

感情と身体反応はどちらが先か

人間の感情の本質を探るものとして、ジェームズ・ランゲ説(James-Lange theory)という有名な理論があります。これは、1884年から1885年にかけて、アメリカの心理学者ウイリアム・ジェームズとデンマークの心理学者カール・ランゲが、同じような説を同時期に提唱したことから両者の名前を取ってつけられました。

ジェームズ・ランゲ説とは、ある刺激に対して、まず身体反応が起きて、それを脳が察知して、感情が誘発されるというものです。これはよく、「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい」という表現で象徴されています。

最近では、環境に対する身体的・生理的反応の認知が情動を生むというものを抹消起源説と呼んでいます。

泣いている女性



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記事更新日:2023/12/30

感情と内的世界について(目次)

ニューコードNLPスクールのブログで、「感情と内的世界」について書いた記事の一覧です。

感情と内的世界について(目次)

2021/12/01 感情と内的世界について(目次)


感情と内的世界について(記事)
2021/12/02 感情に伴う身体反応の信号(ソマティック・マーカー)
2021/12/03 感情と身体反応はどちらが先か
2021/12/04 感情をつかさどる脳の部位
2021/12/05 報酬系回路とドーパミン



いろいろな表情の女性



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記事更新日:2023/12/30

アクセシング・キューの種類:体感覚へのアクセス

【外界の情報を処理する方法】

◎情報を収集する方法:
 ・アンテナで受信するように外界の情報を捉える。
 ・皮膚感覚、感情や気持ち情報を収集する。

◎情報を記憶する方法:
 ・皮膚感覚、感情や気持ちで記憶する。

◎外界の情報を表現する方法:
 ・皮膚感覚的な言葉、感情的な言葉で表現する。

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【身体の特徴】

◎姿勢の特徴:
 ・自分の身体を意識して、前かがみになる。
 ・全身の筋肉が弛緩している。

◎呼吸の特徴:
 ・姿勢が前かがみであるため、深くでゆっくりとした腹式呼吸をする。

◎動作の特徴:
 ・自分の身体に関心があり、身振り手振りが大きい。
 ・自分や他人の身体に触れることがある。
 ・感情を身体の動作で表現することがある。

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【話し方の特徴】

自分の身体で感じたことを、ふたたび味わいながら言葉に変換しようとするため、話すペースが自然と遅くなる。また、体感覚による情報を言葉に変換しようとするため、言葉と言葉の間にゆったりとした間をつくりながら、自分の心地よいペースで話す傾向がある。体感覚や感情にフォーカスした深い呼吸により、肺の空気量の多さで、声のピッチが低めになる。全体的にソフトな声で落ち着いて話す傾向がある。


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【その他の特徴】

◎学習プロセス
 ・自分の感覚や感情を、何でも隠さず言葉にする。
女性












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記事更新日:2022/05/27

体感覚と感情について

体感覚のリプレゼンテーショナルシステムはいくつかの重要な要素に区分されます。肉体からの感覚入力は体性感覚として分類されます。これに含まれるものとしては、温度、接触、痛み等についての外受容感覚(=外部環境の情報伝達にかかわる感覚)、私たちに体の位置、振動、体内の痛み、圧力等についての情報を与えてくれる筋肉、腱、関節からくる自己受容感覚(=消化器官、血管、筋肉内にあって体調を伝達する感覚器官にかかわる感覚)、体内器官からくる痛みと満腹感などの内臓感覚(内臓にかかわる感覚)の3つがあります。

しかし、私たちの言語では、もうひとつの「フィーリング」、つまり、私たちが感情と呼ぶものが確認されています。ある人が「傷ついた」というとき、その言葉は自分の皮膚の圧力または痛みのことを意味しているのかも知れませんし、あるいは感情と呼ばれる、何らかの「内的状態」のことを話しているかも知れません。

実際、それらの2つの意味は非常に類似したものです。感情的に「傷つく」ということは、いくつかの体性感覚の複合体を経験することだからです。例えば、目と顔のまわりの緊張、姿勢の変化、内部筋肉の繊維、腱、関節の緊張が存在するかも知れませんし、さらに圧迫や収縮といった形で内臓からの情報入力をともなっている場合もあります。

この感覚入力が他の思考過程と結合したとき、感情的に「傷ついた」という表現が生まれます。私たちが「感情」と呼ぶこれらのフィーリングは、体性感覚と密接な関係があるので、それらを派生フィーリングと見なすことがあります。記号化は「Kd」で “Kinesthetic derived” の略語です。
(「マジック・オブ・NLP〜解明されたNLPの魔法〜」p.47)



Emotions

The kinesthetic representational system includes several important distinctions. Sensory inputs from the body are classed as somatic sensetions. These include the exteroceptive sensations of temperature, touch, and pain; proprioceptive sensations from deeper in our muscles, tendons, and joints which keep us informed as to body position, vibrations, and deep pain and pressure; and visceral sensations of pain and fullness from internal organs.

In our language, however, we have identified another kind of “feelings,” those we call emotions. When someone says, “I was hurt,” he may be talking about pressure or pain on his skin, or he may be talking about some “internal state” called an emotion.

Actually, the two meanings are very similar. To be “hurt” emotionally is a composite of several somatic sensations. For example, there may be a tightening around the eyes and face, changes in posture, stresses on deep muscle tissue, tendons, and joints, and often accompanying input from the viscera in the from of tightening or contractions. This sensory input is combined with other thought processes and is then labeled as emotional “hurt.” Because of this close link with somatic sensations, it is useful to consider that those feelings we call emotions are actually derived feelings, or, in the formal notation: Kd.
('Magic of NLP demystified' p.35-36)

2605211 (1)











Magic of Nlp Demystified: A Pragmatic Guide to Communication and Change
Frank Pucelik
Byron Lewis
Metamorphous Press
1990-04-01



Magic of NLP―解明されたNLPの魔法
フランク・ピューセリック
バイロン・ルイス
メディアート出版
2005-07T




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記事更新日:2023/08/08

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