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NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士、ニューコードNLP共同開発者カルメン・ボスティック女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

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尺八

ピアノの音と尺八の音との違いが意味するもの

西欧近代の合理性を体現し「楽器の王様」と讃えられる〈ピアノ〉の響きを調べてみます。するとそれが、意外にもハイパーソニック・エフェクトの発現に必須の40kHz以上の超高周波を識別できるレベルで含んでいないという事実に出合います。もちろん、ハイパーソニックエフェクトを発現させるために超高周波がもたなければならない、〈自己相関秩序〉の存在を反映したミクロな時間領域で変容する情報構造は、そもそも超高周波それ自体が存在しないのですから、考慮の対象にはなりません。

これに対して、たとえば武満徹作曲の『ノヴェンバー・ステップス第一番』における横山勝也の名演によって世界の認識が改まるまで、日本でも外国でも楽器として必ずしも高い評価を与えられているとはいえなかった〈負化尺八〉の音はどうでしょうか。まずその豊富な超高周波の存在が驚異的です。ピアノの高周波が人類の可聴域上限20kHzに達していないのに対して、尺八の超高周波はそれを10倍以上も上廻る200kzに達しています。そしてその三次元スペクトルアレイに現れた音構造の変容は、ハイパーソニック・エフェクトの発現を可能にする40kHz以上の帯域に及んでいるうえに、文字どおり波乱万丈に変容する高度に複雑な姿を視せます。MESAMによる分析が実現する以前には想像もできなかったものです。こうして浮かびあがらせることのできた普化尺八のスペクトルアレイは、森羅万象をたったひとつの音で表現することを志す「一音成仏」というその表現理念が、虚構とはいえないことを教えます。こうした普化尺八の響きはまさしく、ハイパーソニック・エフェクトを発現させるための音といってよいでしょう。

ピアノと尺八という対照的なこの二つの楽器の音のスペクトルアレイの背後には、音楽をほとんど離散的・定常的な音の粒子の配列・組合せとして、つまり楽譜と同じ理念に基づいて捉えている西欧音楽と、それを主にミクロな時間領域における音の変容の側から捉えている日本音楽とのきわめて鮮明な対比が顕れています。そこには、互いに異なる文化という名の脳機能体系の大きな隔たりを観ることができるでしょう。なお、尺八によく似た特徴をもつ音として、バリ島の〈ガムラン音楽〉の存在が注目されます。
(大橋力著「ハイパーソニック・エフェクト」p.219-221より)
尺八奏者












Amazon:
ハイパーソニック・エフェクト
大橋 力
岩波書店
2017-09-23



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記事更新日:2022/09/12

一つの音から無限の倍音を生み出す楽器

ディジュリドゥ
ディジュリドゥ(Didgeridoo, Didjeridu)は、オーストラリア大陸の先住民アボリジニの伝統的な楽器です。口当てに口をつけ、循環呼吸法を使って途切れることなく息を吹き込みながら唇を震わせ、口や筒の中を共鳴させることで音を出します。この楽器は基本的にひとつの音しか出ないものの、その倍音構造が、時間の経過によりさまざまに変化していくという特徴があります。

ディジュリドゥ


















尺八
尺八には「一音成仏」という言葉があります。その意味は、一音で仏になる、というものです。昔の人は、尺八という楽器から無限に派生する倍音を繊細に聴きとり、ひとつの音の中に無限かつ広大な宇宙が存在していることに気づいていました。

尺八












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記事投稿日:2023/01/12
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