運動制御(motor control)は、制御の中枢である脳、運動を出力し、感覚フィードバックを受け取る身体、外部から働きかける環境の3つで構成されています。そして、制御の中枢である脳や身体を媒介とする内部ダイナミクスと外部ダイナミクスの動的関係を運動目的に適合した特性に自ら調整することが運動制御の本質です。
脳の運動制御システムは、大脳皮質の運動関連領野(一次運動野と高次運動野)と大脳皮質下の大脳基底核および小脳が中心的な役割を担っています。
(1)一次運動野
一次運動野は、随意運動の発現に関わる大脳皮質運動野の一つで、運動指令を脳幹や脊髄へ出力する主要な拠点です。一次運動野を中心に生成された運動指令は、脳幹や脊髄を下って、筋骨格系を動かし、環境へと働きかけます。その結果として得られる感覚フィードバックは、視覚野、聴覚野、体性感覚野の処理を経て、側頭連合野や頭頂連合野へと投射されます。側頭連合野は、色や形、言語などの認知情報を処理しており、運動関連領野と結合して、高次運動機能へと働きかけます。
(2)高次運動野
大脳皮質には、一次運動野の他に、運動前野と補足運動野という高次運動野があります。私たちの日常生活における体の動きを考えてみますと、歩いたり食事をしたりするだけでもたいへん複雑な体の動きをしていることがわかります。また、スポーツや楽器の演奏となるとさらに複雑さを増し、一つ一つの動きの精度の高さも必要となってきます。そこで、筋肉単位での制御ではなく、一連の動きをするための体の一部あるいは全体のプランが必要になってきます。運動前野と補足運動野という高次運動野はこのような場面で働いています。
(3)大脳基底核や小脳
大脳皮質の運動関連領野は意識的な運動制御を行う際に主導的な役割を果たしますが、大脳基底核や小脳はそれを補うあるいは無意識的な運動制御に重要な役割を果たします。
NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール

記事更新日:2023/12/20
脳の運動制御システムは、大脳皮質の運動関連領野(一次運動野と高次運動野)と大脳皮質下の大脳基底核および小脳が中心的な役割を担っています。
(1)一次運動野
一次運動野は、随意運動の発現に関わる大脳皮質運動野の一つで、運動指令を脳幹や脊髄へ出力する主要な拠点です。一次運動野を中心に生成された運動指令は、脳幹や脊髄を下って、筋骨格系を動かし、環境へと働きかけます。その結果として得られる感覚フィードバックは、視覚野、聴覚野、体性感覚野の処理を経て、側頭連合野や頭頂連合野へと投射されます。側頭連合野は、色や形、言語などの認知情報を処理しており、運動関連領野と結合して、高次運動機能へと働きかけます。
(2)高次運動野
大脳皮質には、一次運動野の他に、運動前野と補足運動野という高次運動野があります。私たちの日常生活における体の動きを考えてみますと、歩いたり食事をしたりするだけでもたいへん複雑な体の動きをしていることがわかります。また、スポーツや楽器の演奏となるとさらに複雑さを増し、一つ一つの動きの精度の高さも必要となってきます。そこで、筋肉単位での制御ではなく、一連の動きをするための体の一部あるいは全体のプランが必要になってきます。運動前野と補足運動野という高次運動野はこのような場面で働いています。
(3)大脳基底核や小脳
大脳皮質の運動関連領野は意識的な運動制御を行う際に主導的な役割を果たしますが、大脳基底核や小脳はそれを補うあるいは無意識的な運動制御に重要な役割を果たします。
NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール

記事更新日:2023/12/20



















































































