New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士、ニューコードNLP共同開発者カルメン・ボスティック女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

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■ラポール

ガムラン音楽を使ったラポールの体験(ワークショップの記録)

ニューコードNLPワークショップ「ガムラン音楽を使ったラポールの体験」
◎日時:2013年05月19日(日)19:00〜21:00
◎会場:アクロス福岡(会議室703)
◎講師:中島志保(ニューコードNLPトレーナー、音楽家)

本日のニューコードNLPワークショップでは、参加者の皆さまにトーンチャイムという楽器を使って外的な聴覚(Auditory-external)を養っていただき、自分自身の内的状態や対人コミュニケーションがどのように変化するかを体験していただきました。

1つ目のエクササイズでは、ペアになっていただき、聞き手と話し手に分かれて3分間、自由な会話をしていただきました。その後、15分間、トーンチャイムを使って、12本のトーンチャイムの中から「相手が鳴らした音と同じ音を探す」というワークをしていただき、その後にまた(同じペアで)会話をするという手順で行いました。エクササイズ後のフィードバックでは、「12本のトーンチャイムを使って、相手が鳴らした音と同じ音を探す」という体験をした後は、ペアで会話をする際、相手とのラポールが感覚的にわかるようになり、ラポールを意識しながらスムーズに会話をすることになったというものや、外的聴覚を養うことによって、会話の相手の話のコンテンツ(内容)ではなく、相手が話している声の質や響き、抑揚や速度など、プロセスの部分を意識するようになったというものがありました。また、そのプロセスの部分には、話のコンテンツ(内容)とは比較できないような普遍的な情報が含まれていることに気づきましたというコメントもありました。

2つ目のエクササイズでは、25本のトーンチャイムを使って、参加者全員でひとつの大きな輪になり、インドネシアの民族音楽ガムランの音階(C,D♭,E♭,D♭,G,A♭,または、C,D♭,E♭,G♭,A♭)を使って、ひとつの音楽を即興的に創作するというエクササイズを行いました。このエクササイズでは、「音楽の始まり、クライマックス、音楽の終息」のひとつの流れが、完全に参加者全員の無意識に委ねられていて、音と音の間の阿吽の呼吸といった空気感や、音と音が重なり合うときのシンクロニシティの感覚、そして、クライマックスから終息に向けて、全員が無意識レベルでひとつにつながり、ひとつの美しい音楽にまとまっていく体験をしていただき、ニューコードNLPにおいては非常に強力で純粋なラポールを構築する体験となりました。

インドネシアのガムラン音楽を奏でる楽器群(イメージ画像)
ガムラン楽器











上記のエクササイズを、来日中のNLP共同創始者ジョン・グリンダー博士にプレゼンテーションしましたところ、次のようなフィードバックをいただきましたのでご紹介いたします。

「ガムラン音楽は特殊なリズムを使います。演奏者はひとりひとり皆バラバラで、それぞれ違った方法でトランスに入っていきますが、音楽が進行していく中で、集合体としてひとつのものにまとまっていきます。この演奏を体験したならは、NLPの非常に強い「ラポール」を築く有効な方法となります。なぜならば、ひとりひとり、別々の楽器、別々の音を使って、個人個人で音を奏でていくのだけれども、それぞれが無意識的に影響し合って、次第に強力なラポールを築くというプロセスを経験できるからです。ガムラン音楽を使ったものは、本当に素晴らしいワークとなるでしょう」
(ジョン・グリンダー博士の言葉, 2013年5月2日東京にて)


共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
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記事更新日:2022/06/15

バックトラッキング

バックトラッキング(Backtracking)とは、相手のコミュニケーション内容を、相手にそのままフィードバックするプロセスです。これにより、相手に対して、『あなたの言葉を受け入れています』というメッセージを、暗に伝えることができます。

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【バックトラッキングの種類】

(1)相手の言葉を「そのまま」言い返す。
(2)相手の言葉を「要約して」言い返す。
(3)相手の言葉の「キーワード」の部分を言い返す。

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【バックトラッキングの例】

(1)相手の言葉を「そのまま」言い返す。
 Aさん:「ひとりで富士山に登ってきました」
 Bさん:「ひとりで富士山に登られたんですね」


(2)相手の言葉を「要約して」言い返す。 
 Aさん:「先月の連休は長野の野沢温泉に行って、今月の連休は群馬の草津温泉に行きました。どちらも良質の温泉にゆっくりと入ることができてリフレッシュできましたよ」 
 
 Bさん:「先月も今月も連休に長野と群馬の温泉でリフレッシュされたのですね」


(3)相手の言葉の「キーワード」の部分を言い返す。 
 Aさん:「私の主人はトラックの運送業を営んでいまが、今年は原油が急激に値上がりしているので、経営が赤字に転落してしまうのではないかと危機感を抱いています」
 
 Bさん:「原油の値上がりはトラックの運送業に危機感を抱かせるのですね」



対話








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記事更新日:202/05/26

VAK叙述語マッチング

NLPでは、コミュニケーション相手とのラポールを目的としたスキルとして、相手の話し言葉からリプレゼンテーショナルシステム(五感)をピックアップし、その知覚に即した言語をマッチングさせるというテクニックがあります。これをVAK叙述語マッチング(VAK predicates matching)と呼んでいます。

講演会やセミナーなど多数の人を対象に何かを話す場合は、VAK叙述語(視覚、聴覚、体感覚にまつわる言葉)をバランスよく混ぜると効果的なプレゼンテーションになります。

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◎VAK叙述語マッチングの種類
1.視覚による叙述語
2.聴覚による叙述語
3.体感覚による叙述語

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◎VAK叙述語マッチングの例

田中さん(新築の家を購入した人)
鈴木さん(内装工事業者)

1.相手の視覚的な言葉をマッチングした例:
田中さん:「リビングは、明るい照明に白を基調とした家具を置きたいです」
鈴木さん:「田中さんの理想のリビングが目に浮かびます」

2.相手の聴覚的な言葉をマッチングした例:
田中さん:「リビングを防音にして、家族でホームコンサートを開きたいです」
鈴木さん:「田中さんの理想のリビングについてさらに詳しくお聞かせください」

3.相手の体感覚的な言葉をマッチングした例:
田中さん:「内装は日本産の天然木を使って、温もりのある空間にしたいです」
鈴木さん:「田中さんの理想のリビングは居心地が良さそうですね」


リビング












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記事更新日:2022/06/04

ラポールの形成供岼媼嬰なラポール形成」

【ペーシングとリーディング】

Step 1. Pacing
コミュニケーション相手と「ミラーリング」や「マッチング」を行う。
◎ミラーリング(Mirroring)=無意識的なラポール形成
◎マッチング(Matching)=意識的なラポール形成

Step 2. Leading
コミュニケーション相手へのペーシングが十分できたと判断したら、こちらの方で変化を起こし、相手がその変化にフォロー(follow)するかどうかを確認する。フォローする場合はラポールが形成されていることになります。フォローしない場合は、ステップ1と2を繰り返してラポールが形成されるまでペーシングを続けます。


乾杯












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記事更新日:2022/05/26

呼吸を合わせること

言葉をつかわなくても呼吸と姿勢だけでラポールを形成することが。

ラポールを形成するために最も大切なのは呼吸を合わせることです。

by ジョン・グリンダー
(東京で開催されたセミナーにて)
Grinder
















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記事更新日:2022/06/15

共感のベースとなるもの

ミラーニューロンは共感のベースとなるものです。

by ジョン・グリンダー
(東京で開催されたセミナーにて)
Grinder

















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記事更新日:2022/06/15

NLPのミラーリングとミラーニューロン

NLPのミラーリングと、1996年にニューロサイエンス(脳科学)の分野で発見されたミラーニューロンは、深く関連しています。

by ジョン・グリンダー
(東京で開催されたセミナーにて)
Grinder




















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記事更新日:2022/06/15

ラポールのエクササイズ「極微筋肉ミラーリング」

極微筋肉ミラーリングのエクササイズ(4つのステップ)

Step 1.

AとBは、お互いに向かい合って立つ。

Step 2.
Bは、極微筋肉運動(micro-muscle movements)を意識しながら、ゆっくりと手を動かす。Aは、Bのミラーリングを行う。

Step 3.
Bは、手の動きを(実際に動かさず)想像したあと、Aに「はい」と言う。Aは、Bの(想像による)手の動きを、ミラーニューロンから察知する。そして、Aは、無意識に自分の手が動くのを観察する。

Step 4.
Bは、お互いがノーナッシングステートに入ったと感じたら、両手の振りを少しずつ小さくしていく。Aは、Bのミラーリングを行う。手の動きが止まったらエクササイズを終了する。



踊り














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記事更新日:2022/05/25

ラポールのエクササイズ「交差ミラーリング」

交差ミラーリングのエクササイズ(2つのステップ)

Step 1.  

Sway your body subtly in unison with the rhythm of the client's breathing or use any other method for synchronizing some movement(especially useful are subtle movements)in your body or some rhythmic aspect of voice(emphasis in voice, for example)with client's breathing or any other rhythmic aspect of their behavior.
相手の呼吸のリズムに合わせて自分の身体を微妙に揺らす。あるいはその他の方法として、身体の動き(特に微細な動きほど有効です)、または声のリズミカルな側面(たとえば声の強調など)を相手の呼吸、あるいはその他のリズミカルな部分と同期させます。


Step 2.

Once you believe you have achieved rapport, subtly change the rhythm of your body sway(or whatever aspect of your behavior you have selected)and note whether the client's breathing(or whatever aspect of the client's behavior you have chosen)shifts accordingly. If so, you have achieved rapport. If not, retun to step 1.

ラポールを形成したと確信したら、自分の身体の揺らし方(または自分が選んだ他の行動)のリズムを変化させて、相手の呼吸(または自分が選んだ他の相手の行動)がそれに反応して変化するかどうかに注目します。変化する場合はラポールが形成されています。変化しない場合は、ステップ1に戻ります。

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、交差ミラーリングの自然な例として、泣いている赤ちゃんを抱っこしてあやすときのようすについて話しています。


家族













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記事更新日:2022/05/25

ラポールのエクササイズ「ミラーリング」

ミラーリングのエクササイズ(5つのステップ)

Step 1. Bottom

For the First 30 seconds, slowly move the bottom half of your body into the same position as your client. Continue to adjust this portion of your physiology to maintain a match with your client should he move during the exercise.
最初の30秒間、自分の下半身をゆっくりと相手の下半身と同じ姿勢に合わせます。エクササイズ中に相手が動いた場合は相手に合わせ続けます。

Step 2. Torso

During the second 30 seconds, subtly arrange the upper portion of your torso in the same position as the upper torso of your client. Continue to adjust this portion of your physiology to maintain a match with your client should he move during the exercise.
次の30秒間、自分の上半身を微調整して、相手の上半身と同じ姿勢に合わせます。エクササイズ中に相手が動いた場合は相手に合わせ続けます。


Step 3. Head

In the third 30 seconds, position your head with the same tilt both side to side and front to back as your client and imitate certain aspects of the facial expressions presented by your client. Continue to adjust this portion of your physiology to maintain a match with your client should he move during the exercise.

次の30秒間、自分の頭の位置を相手と同じように前後左右に傾けて、相手が示している顔の表情の特定の部分を模倣します。

Step 4. Breathing
During the fourth 30 seconds, match the frequency, depth and timing of your client's breathing with your own. Continue to adjust this portion of your physiology to maintain a match with your client should he move during the exercise.

次の30秒間、自分の呼吸を、相手の呼吸の速度、深さ、タイミングに合わせます。エクササイズ中に相手が動いた場合は相手に合わせ続けます。

Step 5. Test

Test that you have achieved a relationship of rapport by slowly shifting any portion of your physiology into a new position. If the client shifts to that position without conscious awareness of the shift, you have the evidence that you require to know that you have achieved rapport.If not, return to step 1.

自分の身体のどこか一部分をゆっくりと新しい位置にシフトさせて、ラポールの関係が築けたかどうかをテストします。相手が意識的に気づくことなくその変化についてきた場合、ラポールが形成されたことの証拠となります。もしそうでない場合は、ステップ1に戻ります。

会話














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記事更新日:2022/05/25

ミラーリング(Mirroring)

ミラーリングとは何か
NLPにおける「ミラーリング」とは、相手の無意識的な行動パターンをまるで鏡に映したかのように正確に真似て相手にフィードバックするプロセスです。これにより、『私はあなたと同じタイプの人間ですよ』というメッセージを暗に相手に与えることができます。NLPのミラーリングは、1996年にニューロサイエンス(脳科学)の分野で発見されたミラーニューロンという神経細胞と関係しています。


ミラーリングの方法
◎姿勢や表情のミラーリング
 ・姿勢
 ・しぐさ
 ・顔の表情
 ・その他

◎声のミラーリング
 ・声の高さ、音量、音色
 ・話す速度、抑揚、合間
 ※声のミラーリングを行うためには聴覚を鍛える必要がある。

◎呼吸のミラーリング
・呼吸の速度、深さ、タイミング
※呼吸を合わせることで相手の無意識に強力に働きかけます。


ミラーリングの種類
◎直接ミラーリング(Direct mirroring)
 ・鏡に映したようなミラーリング
 ・自分と相手が向かい合わせになっているときに形成される。

◎側面ミラーリング(Lateral mirroring)
 ・横並びのミラーリング
 ・自分と相手がベンチで隣り合わせになっているようなときに形成される。

◎交差ミラーリング(Crossover mirroring)
 ・相手の無意識的な行動パターンと類似した要素を使った間接的なマッチング。
 ・相手が足を組んだら自分も腕を組んでみる。


女性













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記事更新日:2022/05/25

ラポールの形成機嵬軌媼嬰なラポールの形成」

Methods for achieving rapport: nearly from it's' inception NLP has recognized, modeled and coded specific processes/procedures by which rapport can be established and maintained. Of particular im- portance is the ability of the trainer to rapidly upon first contact with the client create these rapport relationships. Two of the best known of the NLP methods are the quite simple processes known as mirroring and crossover mirroring:
(John Grinder)


NLP
は、創始された頃から、ラポールを形成して維持することができる特定の過程/手順を認知し、モデル化およびコード化を行ってきました。特に重要なことは、相手と最初にコンタクトした時点で素早くラポール関係を形成する能力です。NLPの最もよく知られているラポールを形成する方法はミラーリングと交差ミラーリングで、非常にシンプルなプロセスです。

 
《ラポールを形成する方法》
◎ミラーリング(Mirroring)

◎交差ミラーリング(Crossover Mirroring)
◎極微筋肉ミラーリング(Micro muscle Mirroring)


コミュニケーション











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記事更新日:2022/05/25

ミラーニューロンという神経細胞の概要

ミラーニューロン(Mirror neuron)とは、霊長類など高等動物の脳内で、自ら行動する時と他の個体が行動するのを見ている状態の両方で活動電位を発生させる神経細胞です。この神経細胞は、他の個体の行動を見て、まるで自分自身が同じ行動をとっているかのように鏡のような反応をすることからミラーニューロンと名づけられました。

ミラーニューロンは、最初にサルの実験によって観察され、その後、人間やいくつかの鳥類においてその存在が確認されています。人間においては、前運動野と下頭頂葉においてミラーニューロンと推測される脳の活動が観測されています。

ミラーニューロンのような神経細胞は、他者の行動を理解したり、模倣によって新たな技能を習得したりする際に重要な役目を果たしていると言えます。

脳










参考資料(Wikipediaより):
ミラーニューロン(日本語)
Mirror neuron(英語)


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記事更新日:2022/05/25

ミラーニューロンという神経細胞の発見

1996年、イタリアのパルマ大学で、同大学の人間生理学教授で神経科学科長であったジャコモ・リッツォラッティ(Giacomo Rizzolatti)が監督する研究チームが「ミラーニューロン」(Mirror neuron)という神経細胞を発見しました。

ジャコモ・リッツォラッティ
ジャコモ・リッツォラッティ
















ミラーニューロンは、リッツォラッティの研究室の研究者たちが、サルの前頭葉にある運動前野の神経細胞にみられる反応選択性を調査していたときに偶然発見されました。

実験室で研究者たちが休憩しているとき、サルの目の前でジェラートを食べていました。その際、研究者がジェラートを手でつかんで口に持っていくたびに、サルの神経細胞も同時に活動していることが観察されたのです。それはもともと、サルがエサをつかんで自分の口に持っていくときに活動する細胞でした。この偶然の出来事がきっかけとなり、ミラーニューロンの存在が明らかになりました。

リッツォラッティらは、手の運動、たとえば、対象物をつかんだり操作したりする行動に特化した神経細胞を研究するために、サルの下前頭皮質に電極を設置し、サルがエサを取ろうとする際の特定の動きに関わる神経細胞の活動を記録しました。そして、実験者がエサを拾い上げた時に、サル自身がエサを取るときと同様の活動を示すニューロンを発見しました。

その後、さらなる実験によって、サルの下前頭皮質と下頭頂皮質の約10%にあたるニューロンが、この「鏡のような能力」を持ち、自身の手の動きと観察した動きの両方で同様の反応を示すことが判明しました。この研究が論文として発表され、さらに追試による検証が行われ、ミラーニューロンは、脳における下前頭皮質と下頭頂皮質の両方に存在することが判明しました。

このように、手を伸ばしてエサをつかむといった行為を、自分自身がやっても(運動情報)、他人がやるのを見ても(感覚情報)、その情報の質の違いを超えて、まるで鏡に映したように同じように活動するのがミラーニューロンです。


サルの新生児が相手の表情を真似ているようす
ミラーニューロン












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記事更新日:202/06/02

フランツ・アントン・メスメルの治療法

ドイツで生まれてオーストリアの首都ウィーンで活躍した精神科医フランツ・アントン・メスメルは、みずから考案した特殊な治療法のなかで、アニマル・マグネティズム(magnetisme animal, en: Animal magnetism)というものを提唱しました。後に、これを使った治療法はメスメリズム(mesmerism)と呼ばれています。

Franz Anton Mesmer(1734-1815)
フランツ・アントン・メスメル














メスメルは、自分の診療所に集まった患者たちを、個別療法と集団療法の両方で治療しました。個別療法では、メスメルは、患者の前に、お互いの膝が触れ合うくらいの距離で座り、両手で患者の両方の親指を押し、患者の目をじっと見つめました。そしてメスメルは、患者の肩から腕に沿って、「パス」(passes)という手の動きを行いました。それから、患者の季肋部(横隔膜の下あたり)を指で押し、何時間もそこに手を置いたままでいることもありました。多くの患者たちは、奇妙な感覚を覚えたり、治癒されているような痙攣を起こしたりしました。そしてメスメルは、治療の最後に、謎の楽器「グラス・アルモニカ」で曲を演奏することもありました。

集団療法では、メスメルは、1780年頃、「バケ」(baquet)と呼ばれる治療法を確立しました。その治療を見たあるイギリス人医師は次のように記述しています。

In the middle of the room is placed a vessel of about a foot and a half high which is called here a "baquet". It is so large that twenty people can easily sit round it; near the edge of the lid which covers it, there are holes pierced corresponding to the number of persons who are to surround it; into these holes are introduced iron rods, bent at right angles outwards, and of different heights, so as to answer to the part of the body to which they are to be applied. Besides these rods, there is a rope which communicates between the baquet and one of the patients, and from him is carried to another, and so on the whole round. The most sensible effects are produced on the approach of Mesmer, who is said to convey the fluid by certain motions of his hands or eyes, without touching the person. I have talked with several who have witnessed these effects, who have convulsions occasioned and removed by a movement of the hand...

部屋の真ん中には、高さが約1フィート半(約45cm)の桶が置かれていて、ここではそれを「バケ」(baquet)と呼んでいました。それはとても大きく、まわりに20人くらいの人々が簡単に座ることができました。その桶を覆う蓋の端の近くに、それを囲むことになっている人の数に対応して穴が開けられています。これらの穴には、適用される患者の身体の部分に対応するための、外側に直角に曲がった高さの異なる鉄の棒が挿し込まれています。鉄の棒の他に、桶と患者ひとりを繋ぐロープもあり、その患者から他の患者へと次々と手渡されて、ロープは円のようになります。この治療法の最も著しい効果は、メスメルが近づくことで生み出されます。メスメルは患者に触れることなく、手または目を使った特定の動きだけで「流体」(du fluide magnetique)を伝達すると言われています。私はその効果を目撃した人や、痙攣が引き起こされ苦痛が除去されたという何人かの人と話したことがあります。


参考資料(Wikipediaより):
フランツ・アントン・メスメル Franz Anton Mesmer
動物磁気説 Animal magnetism


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記事更新日:2022/05/25

フランツ・アントン・メスメルが使った「ラポール」という言葉

ラポール(Rapport)という言葉は、ドイツで生まれてオーストリアの首都ウィーンで活躍した精神科医フランツ・アントン・メスメルが、みずから考案した特殊な治療法のなかで、アニマル・マグネティズム(magnetisme animal,en: Animal magnetism)に感応した患者と自分との間に生じた関係を表すものとして使用したものです。

Franz Anton Mesmer(1734-1815)
フランツ・アントン・メスメル














参考資料(Wikipediaより):
フランツ・アントン・メスメル Franz Anton Mesmer
動物磁気説 Animal magnetism


その後、ラポールという言葉は、治療を行う者と患者との間にできる、お互いを信頼し合うことで感情の交流ができる関係をあらわす言葉として使用されるようになりました。また、近代では、「信頼関係」そのものを意味する臨床心理学の用語となっています。


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記事更新日:2022/05/25

ラポールには2つのタイプがあります

ニューコードNLPでは、ラポールとは、相手の無意識的な注意をひきつけて維持することと定義しています。NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、「ラポール」について次のような例を挙げています。

Take as a not uncommon example, two lovers who are in the midst of a quarrel. It is quite clear amidst the drama and passion displayed by these two lovers that they cannot NOT respond to one another. Each insists on having the last word; each insists of responding to the last gesture, facial expression, comment by the other. They are deeply in rapportit may not be the kind of rapport they would preferas well as others around thembut it is clear that they are in rapport in the sense that we propose here.


言い争いをしている二人の恋人というよく見られるケースを例にとってみましょう。この恋人たちによって示されるよる劇的で情熱的な状況の真っただ中で、二人は互いに相手に対して反応しないではいられないことが非常によくわかります。二人は互いに最終的な言葉を取ることに躍起になっているだけではなく、相手の示したジェスチャー、顔の表情、コメントに、即座に反応します。このとき二人は、実際には、深いラポールを形成しているということになります。これは二人、そして周囲の人々にとって望む種類のラポールではないかも知れません。しかし、この時点で、二人がラポールを形成しているということは明らかです。


喧嘩











グリンダー博士が示したこの例から、ラポールには、ポジティブなラポール(positive rapport)とネガティブなラポール(negative rapport)の2つのタイプがあることがわかります。



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記事更新日:2022/05/28

NLPにおける「ラポール」という言葉について

【一般的な意味】

◎人と人との関係における:
 ー親和関係、信頼関係、協調関係、意思疎通など

◎対面的な場面における:
 ー面接者と面接対象者との間に作られる親和的、共感的関係など

◎気持ちや考えにおける:
 ー共感、信頼、信用、同調、一致、理解、好ましさ、思いやりなど

人々













【NLPの用語としてのラポール】

One of the most fundamental transactions involved in training is the establishing and maintenance of rapport: without it, little of value to the client will occur; with it, miracles become possible.

トレーニングの最も基本的なやりとりの要素のひとつはラポールの形成と維持です。ラポールがなければクライアントに対して大きな価値をもたらすことはできません。一方でラポールがあれば奇跡が起こる可能性があります。

 

Rapport is often characterized by terms such as confidence, liking, trust,… this set of nominalizations is biased toward a certain subspecies of rapportlet's refer to this subset of rapport states as ‘positive rapport’types of rapport that most people find attractive.

ラポールはしばしば、信頼、信用、好ましさ、などという言葉で説明されます。これら名詞化の言葉はラポールの定義の一部を過度に誇張しています。ラポール状態のこの特定の部分を大多数の人々が魅力的とみなす「肯定的ラポール」と呼ぶことにしましょう。

 

Please note, however, that, for our purposes, rapport refers simply to the trainer's ability to capture and hold the unconscious attention of the client. It is largely irrelevant whether the client experiences one of the states mentioned in the subset of positive rapport states mentioned above or in fact, the client is quite angry at the trainer or confused by the trainer as long as whatever emotional state the client would use to describe his or her relationship with the trainer as including a capturing and holding of the client's unconscious attention.

しかしながら本コースの目的上、ラポールは単にクライアントの無意識的注意をひきつけて維持するトレーナーの能力を意味します。トレーナーに対して上述した肯定的ラポール状態の一つを経験しているかあるいは怒ったり混乱したりしているかは自分のトレーナーとの関係を表現するためにクライアントが使う情緒的状態がクライアントの無意識的注意を引き付けて維持している限りほとんど無関係です。
(John Grinder)

★ニューコードNLPでは、ラポールとは、相手の
無意識的注意をひきつけて維持する能力を意味します。

Grinder
















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記事更新日:2022/05/25

rapport の語源とその意味

rapportの語源

英語の rapport(ラポール)ということばは、フランス語の rapporter という語に由来しています。この rapporter ということばには、もともと〈戻す、返す〉という意味がありました(参考:ランダムハウス英和大辞典)。フランス語から借用されたことばということで、語末の-tの発音が省かれて「ラポール」と読まれます。 

 

rapportの意味

語源的には〈戻す〉という意味をもつこのことばですが、現代英語では語源とほとんど関係のない意味で用いられています(参考:ランダムハウス英和大辞典)。

 

(1)(・・・との調和的・共感的な)関係、接触。 例)a teacher trying to establish close rapport with students「生徒たちと親密な結びつきを作ろうとしている教師。」

 

(2)〔精神医学〕〔心理〕ラポール、(意思の)疎通性:精神科医と患者、心理テストの実験者と被実験者との間に不可欠な同調的関係。

 

(3)(交霊会で霊媒による)交信、交霊。

 

二つ目の説明にあるとおり、rapport は精神医学あるいは心理学の専門用語として使われることの多いことばです。日本語としても徐々に使われるようになっています。専門的な意味でのラポールとは、カウンセリングや心理テスト、教育の場面で重要視されるもので、「心が通い合っている」「どんなことでも打ち明けられる」「言ったことが十分に理解される」と感じられるような関係を指します(参考:ブリタニカ国際大百科事典)。

  

rapportの関連語

Rapportの関連語としては、「報告」や「報道」などの意味をもつ report(レポート/リポート)ということばが挙げられます。Rapport も report も、語の形成としてはre-(再び)-port(運ぶ)という2つの要素から成り立っているところが共通しています。

  

◎補足:rapportということばの語源にまつわる俗説

ウェブサイトによっては「ラポールには〈橋を架ける〉という意味がある」と説明しているものもありますが、これは言語学的にいえば不正確です。語源の項で説明したとおり、もとのフランス語のrapporter には〈返す、戻す〉という意味しかありませんでした。そこから逆形成(back formation)をへて rapport ということばが生み出されましたが、現代フランス語での使用においてさえ「つながり(connection)」「比率(ratio)」「関係(relationship)」「性的な交わり(sexual intercourse)」「収益(yield)」などの意味をもつのみであり、「ラポールには〈橋を架ける〉という意味がある」との説明は出典不明の俗説と言わざるをえません(参考:https://www.collinsdictionary.com/dictionary/french-english/rapport)。とはいえ、ラポールが「人と人とをつなぐ信頼関係」を指すことばとして用いられているのは事実であり、そこから連想を働かせることで〈橋〉として比喩的に理解することはできるでしょう。

 

 ラポール













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記事更新日:2022/05/27

ラポールの概要(目次)

ニューコードNLPスクールのブログで、「ラポール」について書いた記事の一覧です。

ラポールの概要(目次)
2012/06/01 ラポールの概要(目次)

ラポールの概要(記事)
2012/06/02 rapport の語源とその意味
2012/06/03 NLPにおける「ラポール」という言葉について 
2012/06/04 ラポールには2つのタイプがあります

ラポールの形成機嵬軌媼嬰なラポール形成」
2012/06/09 ラポールの形成機嵬軌媼嬰なラポール形成」
2012/06/10 ミラーリング(Mirroring)
2012/06/11 ラポールのエクササイズ「ミラーリング」
2012/06/12 ラポールのエクササイズ「交差ミラーリング」
2012/06/13 ラポールのエクササイズ「極微筋肉ミラーリング」

ラポールの形成供岼媼嬰なラポール形成」
2012/07/01 ラポールの形成供岼媼嬰なラポール形成」
2010/10/02 VAK叙述語の例(英語)
2012/07/02 VAK叙述語マッチング
2012/07/03 バックトラッキング

ラポール補足資料:フランツ・アントン・メスメル
2012/06/05 フランツ・アントン・メスメルが使った「ラポール」という言葉 
2012/06/06 フランツ・アントン・メスメルの治療法
   ー資料:マグネティズムと古代エジプト神秘学研究

ラポール補足資料:ミラーニューロンについて
2012/06/07 ミラーニューロンという神経細胞の発見
2012/06/08 ミラーニューロンという神経細胞の概要
   ー資料:他者の運動を理解するミラーニューロン(三上章允)

ジョン・グリンダー博士の言葉
2010/07/03 リプレゼンテーショナルシステムとラポール
2012/06/14 NLPのミラーリングとミラーニューロン
2012/06/15 共感のベースとなるもの
2012/06/16 呼吸をを合わせること
2011/09/13 自然なラポールを持つ日本人の特性

ワークショップの記録
2013/05/02 ガムラン音楽を使ったラポールの体験(グリンダー博士の言葉)
2013/05/19 ガムラン音楽を使ったラポールの体験(ワークショップの記録)


ラポール













NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
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記事更新日:2022/07/27

リプレゼンテーショナルシステムとラポール

コミュニケーションを行う相手の言葉や行動に対して、リプレゼンテーショナルシステム(五感)を使ってラポールを築くことは、とても効果的なことです。

ジョン・グリンダー
Grinder
















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記事更新日:2021/06/25
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