音の高さは、周波数(音が空気中を伝わっていくときの振動数)によって決まります。また、一般的に、1秒あたりの振動数として、ヘルツ(Hz)という単位が用いられます。私たちが普段の生活で触れるいくつかの周波数帯域について下記にまとめてみました。


1.さまざまな周波数帯域

◎人間の可聴周波数
 ・20Hz〜20000Hz

◎人間がもっとも敏感に感じ取る音域
 ・3000Hz〜4000Hz

◎楽器の音域
 ・ピアノ:27.5Hz〜4186Hz
 ・バイオリン:196Hz〜2093Hz
 ・ギター:165Hz〜1319Hz
 ・ピッコロ:587〜3951Hz

◎人間の話し声の音域
 ・男性:100Hz〜150Hz
 ・女性:200Hz〜300Hz


2.音域を超えて派生する倍音

ピアノは基音の上限が4000Hzですが、倍音は7000Hzあたりまで出ています。尺八は基音の上限が2000Hzですが、倍音は200000Hzあたりまで出ています。こうした高い周波数帯域を持つものには、風の音や枯れ葉を踏む音など自然に発生しているものもあります。


鍵盤














〈参考文献〉
倍音 音・ことば・身体の文化誌
中村 明一
春秋社
2010-11-01



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記事投稿日:2023/08/11