記憶を分類する方法として、いろいろなものさしがあります。そのひとつは、記憶が保持される期間です。大きく分けて短期記憶と長期記憶の2種類があります。


◎短期記憶(short-term memory: STM)
短期記憶とは、数分から数十分ほどで消えてしまうものです。自分がいま見たことや聞いたことに対して、脳は一時的に反応しますが、その大半は一過性のもので、特に印象的なことでなければ、反応したものの多くは消えていきます。

短期記憶の中には、これから遂行する行動のために一時的に蓄えられるものがあります。これを作業記憶(Working memory)といいます。

〈短期記憶の例〉
・電話番号を調べて、電話をかけるまでの一時的な記憶
・電車の出発時刻を調べて、電車に乗るまでの一時的な記憶
・スマホに送られてきたワンタイムパスワードを入力するまでの一時的な記憶
・Wi-Fi のパスワードを調べて、入力するまでの一時的な記憶

Wi-Fi











◎長期記憶(long-term memory: LTM)
長期記憶とは、何日経っても覚えているものです。短期記憶が印象的なものであったり、自分にとって重要な情報であったりすれば、脳内で2次的、3次的な反応を引き起こし、長期記憶に変換されて長期間蓄えられるものとなります。

長期記憶には、比較的最近の記憶である近時記憶(Recent Memory)や、遠い過去の記憶である遠隔記憶(Remote Memory)があります。

〈長期記憶の例〉
・テレビショッピング日本直販の電話番号は0120-666-666です
・大阪駅から京都駅に行くリムジンバスは、毎時00分、20分、40分に出発します
・東日本大震災の日に何をしていたかを今でも忘れられません
・ロシアのホームステイ先で教えてもらったボルシチの作り方を今でも覚えています

ボルシチ














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記事更新日:2022/11/26