ニューコードNLPコーチングコース・デモンストレーション

 

受講生A:質問があります。グリンダーさんは、個人セッションで、クライアントさんが訴える「変えたい状況」の高次の意図を引き出すとき、これまでのご自身の深い経験から『クライアントさんの変えたい状況の意図はきっとこれであろう』と予想しているのですか?

グリンダー博士:あなたの質問は、『どうやったらそれができるのか?』ということですね。私はそれがあなたの質問の高次の意図だと予想します(笑)

実は、私は人のマインドが読めるのです(笑)。いや、そんなことよりも、もっとシンプルなことです。それは、極微筋肉運動を使っているということです。ここにはある種の好奇心も起こるわけで、相手の第2ポジションになって、相手の立場から、私自身(ジョン・グリンダー)を見たり聞いたりすることもできます。極微筋肉運動を使うことで、たとえ相手が何も言わなくても、私は相手のことがわかるようになります。

極微筋肉運動を使うことで、相手が持っているたくさんの情報を受け取ることができます。しかもこの方法ではフィーリングといった顕在意識が拾えない情報まで受け取っています。これで私は、相手の意図を予想することができるのです。魔法の杖のようなもので相手のマインドをすべて読み取ることができるようになればいいのですが…。しかし、この極微筋肉運動を使って相手の情報を読み取る方法は、訓練すればするほど習熟していきます。極微筋肉運動を使って予想するという訓練をすればするほど、どんどん目覚めていきます。なぜなら、予想するという行為によって、すべての知覚経路が開いていき、感覚が敏感になっていくからです。

もしあなたが予想したとき、クライアントさんの極微筋肉運動が「ノー」のシグナルを出したら、あなたの予想は引っ込めてください。そして、さまざまな可能性の上で、他のことを行ってください。あるいは相手に直接「その意図は何ですか?」と尋ねてもよいでしょう。そうすることによって、自分で意図を見つけてもらうこともできます。このように、ラポールを使って相手が何を表現しようとしているのかを調べるという方法を私は公的に44年間やってきています。どうぞみなさんも時間をかけて訓練して下さい。
(2014年5月6日に東京で開催されたNLPコーチングコースより)


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記事投稿日:2022/11/07