ニューコードNLPコーチングコース・デモンストレーション

 

受講生A:私は、何かをしようとするとき、自分の中で、それができるとかできないとか、ジャッジする自分がいることに気づきます。それから、私は、母親と話をしているときに、私のことをジャッジする母親の言葉に反応して、自分の身体が収縮する感じがあります。それは、自分が『緊張しているな』と思ったときに感じる、身体が固まる感覚と心臓がドキドキする感覚です。そのあと、胸のあたりがキュッと苦しくなって、涙が出そうになります。
 

グリンダー博士:身体が固まる感覚、心臓がドキドキする感覚、それから、胸のあたりがキュッと苦しくなる感覚は、今もありますか?

受講生A:はい、あります。

グリンダー博士:それは、Can not(できない)という言葉が自分の頭に浮かんだとき、あるいは、誰かからそう言われたときに起こるのですか?

受講生A:はい、そうです。

グリンダー博士:それでは、次のようなイメージを行ってください。

あなたには、無意識さんから重要なシグナルがきています。あなたは、世界を見て、そこに自分のいろいろな可能性を映し出しています。しかし、あなた自身が『自分にはできない』と思ったり、あるいは誰かから「あなたにはできない」と言われたりすると、身体が締めつけられるような感覚がきます。それは、無意識さんからのシグナルです。それは、あなたに何らかの制限があることを教えてくれているシグナルで、SOSシグナルと言います。SOSシグナルは、自発的に起こるシグナルで、とてもパワフルで役に立つシグナルです。

それでは、あなたが自分の身体の中でSOSシグナルを感じている部位にそっと手を触れてみて下さい。そして、『無意識さん、ありがとう。あなたがここにいるのをちゃんとわかっています』と伝えて下さい。そして、それを伝えたあとは、そっと手を降ろして下さい。もしそこにずっと手を置いていたら、そこにアンカーをかけることになります。あなたはそのSOSの感覚をアンカーしたいわけではなく、対話をしたいのです。ところでまだその感覚はありますか?

受講生A
:いいえ、今はその感覚はありません。

グリンダー博士
:それでは、あなたの内なる声を使ってチェックしてみましょう。『無意識さん、あなたは私にシグナルをくれました。もしあなたが私の注意を引きたいという意図を持っているのであれば、もう一度その感覚を私に送って下さい』と語りかけ、その感覚が戻ってくるかどうか、ゆっくり時間をかけて待ってみて下さい。(・・・ここでしばらく待つ・・・)

※しばらくすると、受講生Aの身体に微細な動きが起こる。

グリンダー博士:はい、その感覚が戻ってきたようですね。それではまた内なる声を使って無意識さんに『無意識さん、反応してくれてありがとう』と伝えて下さい。今、あなたの身体には、イエスのシグナルが出ました。これであなたは無意識さんと対話ができるようになりました。それでは、無意識さんに、こう伝えて下さい。『無意識さん、私は予想をしています。もし私の予想が正しければ、もう一度その感覚を戻して下さい』と。ところで、今は、身体が締めつけられるような感覚はありますか?

受講生A
:さきほどとは違う感覚になっています。さきほどは、身体の一部が強く締めつけられるような感覚だったのですが、今は、その感覚が身体全体に広がっているようです。

グリンダー博士:いいですよ。それではまた内なる声を使って無意識さんに伝えて下さい。『無意識さん、私に送る感覚を弱めて下さい』と。そしてその身体全体に広がっている感覚が弱くなったら教えて下さい。(・・・ここでしばらく待つ・・・)

※しばらくすると、受講生Aがうなづく。

グリンダー博士:感覚が弱くなりましたね。それでは立ち上がって全身をシェイクして下さい。シェイクすることによって、このプロセスを早めることができます。

※ここで受講生Aが立ち上がって全身のシェイクをする。

グリンダー博士それでは、また内なる声を使って、次のように無意識さんに語りかけて下さい。『無意識さん、私は予想をしています。これまで、いつも、このシグナルを私に送っていたのは、私が何かをしようとするとき、それができないと思ったときですよね?』と。そしてそのあと、どのような感覚がやってくるでしょうか?(・・・ここでしばらく待つ・・・)


受講生A:最初と同じく、強い感覚がきました。

グリンダー博士:無意識さんが、あなたにちゃんと教えてくれてますね。ではさらに質問してみましょう。『無意識さん、あなたが私に伝えたいのは、ほかの無意識さんもサポートするから、できないと思うのではなく、ぜひやってみて!ということでしょうか?もしこれが本当であれば、同じ感覚を、もう一度送って下さい』と。(・・・ここでしばらく待つ・・・)今回は、その感覚が早くきませんでしたか?


受講生A
:はい、すぐにきました!

グリンダー博士:あなたを観察していたら、あなたが無意識さんに質問したあと3〜4秒くらいしてその感覚がきたことがわかりました。これをカリブレーションといいます。カリブレーションというのはやり過ぎるというのはありませんから、練習すればするほどいいです。

さて、ここまでの無意識さんとの対話で、何がわかるでしょうか?それは、あなたの無意識はとても活発で、ちゃんとシグナルを発しているということです。そしてその感覚が意識的にはできない(involuntary)と思ったら、そのシグナルは無意識からきていて、イエスのシグナルだということです。そして、そのシグナルが発しているのは、『やりなさい!ぜひやりなさい!私が応援するから、新しい探求をしなさい!』というメッセージなのです。そうすると、無意識との間に新しい関係ができているということになります。そして新しい形でこの世界で活動することができます。なぜならあなたは無意識さんからサポートされているからです。いまあなたは、どんな感じですか?


受講生A:全身がすーっと流れた感じがします。

グリンダー博士:全身がすーっと流れた感じというのは、意識と無意識とのあいだでコミュニケーションが取れたときの典型的なケースです。(ここで受講生Aが声を出して泣きはじめる)あなたがいま流しているのは、リリースとリラックスの涙ですよ。これは私たち人間にとって自然な反応です。そして、あなたが行ったことによって、あなたには無限の可能性とアドベンチャーが開かれました。

さて、ここまで、私は何をしたでしょうか?まず最初に、あなたが私にレポートしてくれたこと、つまり
身体が固まる感覚、心臓がドキドキする感覚、それから、胸のあたりがキュッと苦しくなる感覚があるということで、そこに手で触れてもらい、『私はあなたに注目しています』と言って、その感覚が去るのを待ちました。その感覚というのは、無意識からのSOSシグナルです。そこで、『イエスであればその感覚をもう一度感じさせて下さい』とお願いして、同じ感覚をもう一度感じることができました。そしてまた感覚が去りました。そして次の質問をしました。それは、最初からあなたに対して興味を持っていたもので、『無意識さん、これまで、いつも、このシグナルを私に送っていたのは、私が何かをしようとするとき、それができないと思ったときですよね?』というものです。そしてあなたは、自分の意識が拡大するのを感じました。それは、無意識さんからの『やりなさい!ぜひやりなさい!私が応援するから!新しい探求をしなさい!』というメッセージだということがわかったからです。・・・ということで、あなたにはパートナーができました。そしてお二人には素晴らしい冒険が待っています。
(2014年5月6日に東京で開催されたNLPコーチングより)

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記事投稿日:2022/11/06