盲点(Blind spot, Scotoma)とは、目の構造上、生理的に存在する暗点(見えない部分)の一つです。

眼球の裏側にある網膜は、光を感じる視細胞(錐体細胞と桿体細胞)に覆われています。また、この網膜上には、神経と血管が一点に集まって束になり、網膜から脳へとつながっている視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)という部分があり、この部分に集まった光は、信号として脳まで届かないため、脳では「見えない」と判断されます。これを「盲点」と呼んでいます。


哺乳類の目の構造・矢状面の切断図
(Wikipediaより借用)
眼球












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記事投稿日:2022/07/27