グレゴリー・ベイトソンは、あまりにも明白なので何世紀にもわたって人間行動の研究分野において、有能な研究者の研究対象から文字どおり外されてきた人間コミュニケーションについての重要な事実を、その著作に法則化しました。

Rudolph Arnheim(L)  Gregory Bateson(R) 
グレゴリー・ベイトソン












それは、二人の人間が対面し、一方が他方にコミュニケーションを提示するとき、状況の他の局面が通常であるかぎり(提示されたコミュニケーションがもう一方の知覚経路に入力される、等)、二番目の人はコミュニケートしないでいるわけにはいかない、という事実でした。

もちろん、二番目の人がどのようなコミュニケーション反応を示すかについては多くの選択肢があります。たとえば、言葉、しぐさ、音、動作等で反応できますが、これらはすべて一番目の人には、自分の最初のコミュニケーションに対する反応として正当に知覚されます。ここで、反応を拒否するという制約的なケースさえ、それ自体コミュニケーションであることに注目してください。

ある人が誰それとコミュニケートできない、という場合、その立場は認識論的に不健全です。そう主張する人が意味しているのは、自分の求める反応を該当の第三者からまだ引き出せてない、ということにすぎません。

コミュニケーションと認識論は、この点、類似しています。つまり、両方とも至る所に存在しています。人はコミュニケートしないでいるわけにはいかず、さらには、人は認識論をもたないでいるわけにもいきません。その認識論は、無意識である場合もあり、好ましくない場合も、本人はまったく知覚していない場合もありますが、その人の行動によって正確に露呈されます。

(ニューコードNLPの原点「個人的な天才になるための必要条件」p.16)


会話










ニューコードNLPの原点 個人的な天才になるための必要条件
ジョン・グリンダー
ジュディス・ディロージャ
メディアート出版
2006-06-20



NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
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記事更新日:2022/07/23