NLP共同創始者リチャード・バンドラーは、人間の脳の機能にホログラフィーの原理を応用するという独自の研究において、サブモダリティ(Submodality)というモデルを考案し、1985年に出版された著書 'Using Your Brain' の中で紹介しました。(Bandler, 1985, p.24)

サブモダリティとは、自分自身の経験を印象として思い浮かべたものについて、視覚、聴覚、体感覚等の知覚レベルでさらに細分化させた要素を意味します。

例えば、「昨日のディナーのようす」を印象として思い浮かべた場合、そのサブモダリティは、視覚であれば、色(カラーか白黒か)、明度(明るいか暗いか)、彩度(鮮明か不鮮明か)など、その時の印象について、さらに細分化させた要素を細かく表出することができます。

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バンドラーが最初にリストアップした14種類のサブモダリティ:

1. 色
2. 距離
3. 深さ
4. 持続期間
5. 鮮明度
6. コントラスト
7. 広さ
8. 動き
9. 速さ
10. 色合い
11. 透明度
12. 縦横比
13. 方向性
14. 前景/背景


バンドラーがサブモダリティについて記述した著書:
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サブモダリティという概念については、1890年に心理学の先駆的存在ウィリアム・ジェイムズが作成したリストに、すでに記述されています。

ウィリアム・ジェイムス(William James)


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記事更新日:2022/04/27